JACは製薬企業転職にお勧めしたい転職エージェントの一つです。
JACは外資、グローバル企業に強いエージェントです。
最も良い点は、製薬のみに特化していなくて、医療系の多くの企業の求人を扱っている点です。
そして、部門間の風通しがよく、医療系以外も含めそれぞれに特化したエージェントを紹介してもらえます。
製薬に特化してしまうと、やりたいことベースで転職することができません。
今回は、製薬企業を含む、医療系企業への転職を考えていて、JACを利用するか悩んでいる方に向けて記事を書きました。
実際にJACのエージェント3名と会って、転職活動を行った私の経験を共有できればと思います。

ずぼら
製薬に特化していないエージェントを選ぶのがおすすめ
目次
JACはどんなエージェントか?
JACは国内大手、外資系、グローバル企業などへの転職をサポートしてくれるエージェントです。
エグゼクティブ向け、スペシャリスト・ミドルマネジメント向け、外資専門のマルチリンガル転職といったサービス大別されます。
以下に医療系企業という視点で特徴をまとめてみます。
ターゲットとなる求職者
基本的にはグローバル企業などが対象となるため、給与が高い案件を扱っています。
製薬企業は給与 ベースの高い業種であり、 JAC を利用しての転職は十分に可能だと考えています。
ヘルスケア領域での広い求人
また、ヘルスケアセクターについても、製薬のみならず、医療機器、診断メーカーなどを含んで活動しています。
医療系として特筆すべき点としては、デジタルヘルスケアに特化した部門が別にあるという点です。
実際、特にMRさんがデジタルヘルスケア領域、ヘルスケアベンチャー系コンサル、データベンダーなどで就職しているケースが増えています。
私自身、非常に興味がある領域ですし、今後伸びていく領域だと思います。
製薬企業に特化した企業の場合は、こういった案件を紹介してくれる可能性が下がります。
転職エージェントにおいて、給与水準の高い製薬企業は優先度が高いです。
成功させた案件の給与により報酬が変動するからです。
JACにおいては、求職者の満足度に主眼がおかれ、製薬以外のヘルスケアセクターも紹介してくれます。
医療系以外の選択肢
また医療系以外の就職の可能性も魅力的です。
実は医療系以外の企業であっても、医療系企業もしくは医療従事者に対しての需要が多い業種があります。
代表的なものとしてはコンサルがあります。
コンサルにおいて医療のデジタルトランスフォーメーションはホットトピックスです。
重要なステークホルダーである医療系企業についての経験、医療従事者としての経験を持っている求職者は優先順位の高い求職者といえます。
JAC の場合は 非医療系の企業に関しても十分な求人を持っています。
医療型セクター以外の企業の情報については別の専任コンサルタントがおり、情報交換も活発です。
実際に私がコンサルをやれる可能性を考えて、JAC と話をした際にはコンサルを扱う専任のエージェントと話をすることになりました。
他のエージェントでも、コンサルなどを紹介できるエージェントもあります。
しかしながら、ほとんどのエージェントでは、医療系のエージェントがコンサルの話をもってくるので、コンサルでの需要などを深く聞くことが難しかったりします。
やはり特定領域に従事しているエージェントと話をするというのは重要なことです。
医療系企業以外の領域についても必用に応じて専任のエージェントを紹介するJAC は非常に魅力的な企業だと感じます。
私の体験談
私は実際に JAC を利用して 転職活動を行いました。
結果的には面接に進んだところで終わりになりました。
そこまでについて、私の経験を共有させていただきます。
エージェントの質
エージェントの質について記載します。
私がエージェントに求める最も重要な資質は、求職者のニーズを引き出すことです。
20社以上、40人以上のエージェントと話をしました。
本当に 求職者の人数を把握できるエージェントというのは多くありません。
偶然かもしれませんが私は JAC を利用した時に 担当してくれたがまさに私のニーズを引き出してくれたと感じました。
具体的に言うと、私が製薬企業に就職し業務でやっていることが本当にやりたかったことかどうか悩んでいました。
多くのエージェントでは製薬業界内での他社の選択肢をあげるのみでした。
JACでは本当にやりたかったことについてもし行うのであれば、コンサルなども検討するべきではないか、とアドバイスをしてくれました。
結果的にコンサルになることはありませんでしたが、新しいものの見方を引き出してもらいました。
こういった、自分では気づかない考えを引き出すことができるエージェントというのは貴重だと感じます。
その点で非常にありがたかったと感じています。
また、その時は職場や家族の都合もあり、話だけで終わらせたのですが、特に引き止められることもなく、嫌な感じは全くありませんでした。
3時間近く話ししたけれど、いいの?って感じでした。
製薬企業に転職する前に JAC のことを知っておけばよかったなと後悔しています。
エージェント間の連絡
先述したように、私はコンサルの可能性も検討して、JACのコンサル専任のエージェントを紹介されました。
その際には、私の希望は概ね正しく伝わっており、選択肢として具体的に提示してもらいながら話ができました。
押し売り的なエージェントの場合、私の希望と関係なく企業を勧められることも多いので、そのあたりも高感度が高かったです。
細かいサポート
JAC は求職者へのサポートが充実していました。
たとえば、レジメの添削などです。
結構丁寧に見てくれました。
私はもともと臨床医をやっていたので、このあたりは経験が疎く、参考になりました。
他にも、面接対策なども重要なポイントでした。
私が紹介するエージェントは、どこもこういったサービスについては行なってくれるので、大きな差はないかもしれません。
それでも、こういったサポートを行わない企業もまだまだあります。
そういった点では JAC のサポートありがたいものでした。
まとめ
私の経験からいっても、JACは医療系企業への就職を考えた際に登録を検討するべきエージェントです。
理由としては選択肢が広いことと、社内の異なる分野のエージェントを紹介してくれることです。
- 案件が豊富
- デジタルヘルスに特化した部門がある
- ヘルスケア以外の専任エージェントを紹介してくれる
- やりたいことを引き出すのがうまい
- 転職への事務的な準備、面接についてアドバイスをくれる