臨床やめたって、医師として必用な場所はある -多様な働き方-

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キャリアについて相談できる人はいますか?

少なくとも私の周りには、臨床医・研究者以外の選択肢を話しできる人はいませんでした。

臨床医・研究者として尊敬できる先生であっても、臨床医以外の生き方がわからない人ばかりでした。

振り返ってみても、臨床医は素晴らしい仕事であることは間違いありません。

基本的には患者さん・ご家族から感謝をされ、普段の生活に困らない収入もあります。

一方で、

  • 長時間労働
  • 患者さんの生命・身体を損ないかねないミスに対する不安
  • 高齢者治療に対しての倫理的な葛藤
  • 医師の中での縦社会の窮屈さ

などにより臨床医をやめたいと思う気持ちも十分に理解できます。

しかしながら、本当に臨床医を辞める人はごく僅かです。

今までの努力という点でサンクコストが大きいと考えてしまうからでしょう。

実際には、臨床医をやめても医師には需要があります。

臨床以外の医師として必用とされる場所

私はマイナー科で手技をメインに約10年間の臨床経験を積んで、その後に製薬企業に転職しました。製薬企業転職後に約4年間経過しています。

転職エージェントによると日本では300人程度の医師が製薬企業に勤めているようです。このうち、外国人医師が50人程度を締めているようで、日本人としては250人程度ということです。

私が属しているメディカルアフェアーズ部門についていうと、製薬企業での医師の需要は全く満たされていません。

医師と医師ではない社員との能力差は歴然としており、製薬企業での医師の価値は明らかです。

製薬企業は臨床医以外の医師の働き方として話題ですが、その他にも選択肢があります。

  • 製薬企業
  • 医療機器メーカー
  • 検査メーカー
  • 健康保険の査定
  • 産業医
  • コンサル
  • ベンチャー (デジタル関連、データベース会社)

臨床医のみなさんが実際にこういった方からお話を聞いたり、転職エージェントから情報を得ることは難しいと思います。

私は製薬企業に勤めている関係でこれらで働く方とお会いすることも多く、医師が様々な分野で求められていることを実感しています。

通常の臨床以外の臨床医

また、通常の臨床医と違った形で臨床に携わることもできます

  • 美容関連
  • 老健施設

これらの情報も自分から取りに行かないとなかなかはいらないものかと思います。

臨床やめたって、あなたには価値がある

医師を志したからには何かしらの思いはあったと思います。

しかし、自分が本当にやりたいことが臨床ではない、と気づいたとき、自分にラベルを貼って諦めないで欲しいと願っています。

このブログでは製薬企業での業務をメインにその他の転職機会についてもご説明していこうと思います。

医師免許と臨床経験はヘルスケアセクターにおいて他の追随を許さないプラチナチケットです。

まとめ

  1.  医師の需要は臨床医以外にもある
  2.  臨床医といっても、美容・老健施設など、通常の臨床と異なる道もある
  3.  臨床やりたくなくなったらやめてもいい
ずぼら@元医師

ずぼら@元医師

製薬企業勤務、元医師

40代前半、2児の父。臨床医10年後に外資系製薬企業に就職。メディカルアフェアーズ所属。臨床医時代は臨床病院メイン。
メディカルアフェアーズメインの製薬企業情報、英語について情報発信。
今後、医療のDXが進むといいなぁ。
好きな言葉:効率がいい。楽。
課題:英語 (VERSANT 55点)

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